美味しいサバ缶コラム

ブーム再来!栄養満点で健康効果抜群!美味しいサバ缶選び前のマメ知識

栄養満点、美味しいサバ缶選び前のマメ知識

栄養満点で健康効果抜群!美味しいサバ缶選びに役立つマメ知識

サバ缶は、安価ものから高価なももまで覚えきれないくらい多くの種類がありますが、なんといってもサバ缶は栄養が豊富...!健康維持だけでなく、美肌効果も期待できることから、鯖缶はスーパーフードとも言われています。

そんなサバ缶には、具体的にどんな栄養が含まれているのかご存知ですか?(編集部メンバーも当初は全然知りませんでした、笑)

鯖缶ファン仲間を一人でも多くできればと思い、サバ缶に含まれている栄養や鯖の缶詰の歴史、サバ缶に関する豆知識などについてご紹介いたします^^

サバ缶とは?

サバの缶詰のことです...!(すいません、笑)ちなみに大きく分類すると、

  • 日本産の鯖を使用したサバ缶
  • ノルウェー産の鯖を使用したサバ缶
  • その他の産地の鯖を使用したサバ缶

に分かれますが、オススメはノルウェー産と日本産のサバ缶が美味しいです!^^

主な鯖の缶詰の種類としては、

  • 水煮
  • 味付(醤油煮)
  • 味噌煮
  • オイル漬け

など複数の種類がありますが、

  • おしゃれサバ缶
  • トマト味のサバ缶
  • カレー味のサバ缶

など、ちょっと変わり種のサバ缶も売っているので、まだ食べたことがないかたは、ぜひ変わり種のサバ缶にもチャレンジしてみてくださいね♪

サバ缶の歴史

鯖缶の歴史は、、、なんと明治時代にまで、さかのぼります。元々、東北地方は鯖の漁獲量が多い地域でした。

しかし、、、

鯖は魚の中でも特に傷みやすいうえ、明治時代は、「冷蔵庫・冷凍庫が存在していない」という状況であったことから、

東京や大阪などの大都市で、「鯖が売れることは期待できるのに届けることができない」という悩みを抱えていました。

そこで明治時代に青森県の業者さんが、大都市に鯖を出荷する手段として、当時の最新技術である缶詰に目を付け、製造が開始されたそうです。

サバ缶ブームは何がきっかけで起きたの?

最近はサバ缶がテレビ番組でも取り上げられることが増えてきましたね!この鯖缶ブームのきっかけには色々な説がありますが、一番有力な説としては、「2011年の東日本大震災がきっかけ」という説が有力だと言われています。

みなさんご存知の通り、東日本大震災にて、宮城県石巻市は甚大な被害を受けました。そんな石巻市にある水産加工業者も工場などが全壊しました。。。

しかし、、、

がれきの中から数万個のラベルがはがれた鯖缶が見つかり、ボランティアが1つずつ泥まみれの鯖缶を洗い、東京の居酒屋の店頭に鯖缶を並べて、1つあたり300円の寄付金を募って支援金に充てたところ、

このエピソードが、メディアで取り上げられたことがきっかけとなり、世間からの注目を浴び始めました。

その後、2013年に人気TV番組「たけしの家庭の医学」のダイエット特集にて鯖缶の栄養価の高さやダイエット効果などが紹介され、一時はスーパーで品切れ状態が続くこととなりました。
(当時は品切れの食料品店が多く本当に見つけるのが大変でしたよね;;)

それ以降、ビートたけしさんの番組以外でも、様々なテレビ番組でダイエット特集と関連して鯖缶が紹介され、その度に売り切れ状態が発生する。という状況が続いたりしていました。

また、注目度が高くなったこともあり、各缶詰メーカーが鯖缶の開発に力を入れており、高級鯖缶など様々な種類の鯖缶が登場しています。

私たち美味しいサバ缶編集部でも、いわゆるプレミアム商品と呼ばれる、高価格帯の鯖缶を何種類も食べ比べましたが、(高いだけあって)本当に美味しかったです…!

サバ缶はどうやって作られているの?

一般的な鯖缶は、鯖を生のままで缶に詰め、圧力釜で茹でられています。なぜ缶に詰めたあとに茹でるの?と、私も最初は思ったのですが、鯖を普通に茹でてしまうと、鯖が持つ栄養分が水に流れてしまうんですね、、

でも缶詰の場合なら、密閉されているので鯖が持つ栄養が流れることがありません。だからこそ、鯖缶は鯖が持つ栄養をふんだんに摂取することができるというメリットがあります^^

サバ缶にはどんな栄養があるの?

鯖は他の魚に比べても特にEPAとDHAを多く含んでいます。この2つの成分は、魚の脂(あぶら)に含まれている脂肪酸であり、人間の体内ではつくることができないので、食べ物から摂取しなければいけません。

EPAもDHAも何やら聞きなれない言葉ですが、EPAは「エイコサペンタエン酸」の略で、

イワシやサバなどに特に多く含まれている成分で、摂取することで血圧や血中脂質濃度の低下作用があると言われています。またEPAは動脈硬化の症状や高脂血症の改善を目的とした医薬品にも実際に使用されていたり、高血圧の予防やガン細胞の増殖を防止する効果がある。

とも言われています。

DHAは「ドコサヘキサエン酸」の略で、

EPAと同じくイワシやサバなど青魚に多く含まれている成分で、血管を柔らかくして血液の流れをよくする作用があると言われています。またDHAは健康で丈夫な毛髪の成長を促進する働きがあったり、コレステロールを下げる作用もあるので、頭皮や身体にも良い。

とも言われています。

EPAは上記の通り、血液をサラサラにする成分を持っており、魚を食べて体内に取り入れるか、野菜などに含まれるリノール酸からEPAを合成するか、の2種類の方法がありますが、魚を食べた方が、効率よく体内にEPAを取り込むことができます。

それに対してDHAは、脳にも関係する栄養であり、DHAを多く摂取することによって、記憶力の向上が期待できるとも言われています。また上記の通り、EPAと同じようにDHAも血流を改善する効果もあると言われているので、DHAとEPAを同時に摂取することは、生活習慣病予防の目線からも良いということで、昔からDHAとEPAは世間から高い注目を浴び続けています。

しかしながら、、、

DHAもEPAも、加熱すると失われてしまう。という特徴を持っています。そのため、なるべく生で摂取するのが理想的です。しかし、鯖は「足が速い」と言われるように新鮮な時間が短いことでも有名です。

そこでサバ缶の出番というわけですね!(笑

サバ缶なら一般的に賞味期限が3年ほどあるので、高い栄養価を長期間維持でき、生の鯖と同じ程度の栄養を気軽にどこでも摂取することができます^^

DHAやEPAは肥満予防にも効果的だけど?

DHA・EPAは、血液をサラサラにして記憶力の低下を防いでくれるだけでなく、善玉コレステロールを増やしてくれる役割も持っています。

善玉コレステロールは、体内にある中性脂肪や悪玉コレステロールを肝臓に運び、体の外に出してくれるので鯖缶は肥満予防にも良い。と言えるわけですね。

ただ、DHAとEPAは鯖そのものだけでなく、缶詰内の水分に流れ出ています。

とは言え、缶詰内の水分(液体)も、しっかり全て飲んで摂取してしまうとカロリーが高くなりがちです。

特に味噌煮缶は味噌を使っていてカロリーも高くなっている商品が多いので、サバ缶で肥満予防も狙いたいならカロリー控えめの水煮缶がオススメです。

サバ缶が美容目線でも人気のワケ

鯖はビタミンEやB2などといった、肌をきれいにするにあたって欠かせない栄養も豊富です。ビタミンEはコラーゲンの生成に関わるため、潤いのある肌を目指す際にビタミンEは欠かせません。

またビタミンB2は、肌のターンオーバー(肌の代謝の仕組み)を活発にしてくれます。しみやそばかすの原因は、肌のターンオーバーが行われないためであることが多く、これが活発に行われるようになることで、肌の新陳代謝が上がり、ダメージを受けた肌が回復しやすくなります。ただ、ビタミンはすぐに流れ出てしまう栄養なので継続して摂取することがオススメです。

骨まで全部食べられるサバ缶の魅力

基本的に缶詰は高温加熱されているので、サバ缶も鯖の骨まで食べることができます。魚の骨にはカルシウムが多く含まれており、カルシウムは強い骨を作るのに欠かせません。

骨を丈夫にするなら牛乳でしょ!というイメージが強いですが、コップ一杯(200cc)の牛乳に含まれるカルシウムが200mg程度なのに対し、サバ缶100gあたりに含まれているカルシウムの量は260mgです。このようにサバ缶には、たくさんのカルシウムが含まれているので、

サバ缶は子どもからお年寄りまで、幅広い世代の人の健康な体をつくるのに良い食材としても人気なのも納得ですね^^

サバ缶は鉄分が不足しがちな人にもオススメ

鯖には鉄分も多く含まれています。鉄分が多く含まれている食材の代表といえばレバーですが、毎日レバーを食べるのはキツイですよね…!(あきちゃいますよね…!)

スーパーでも見かける豚レバーには、50gあたり6.5mgの鉄分が含まれているのに対し、サバ缶1食分に対する鉄分の含有量は3~4mg程度となっています。(レバーには勝てなかった…!)

そんなサバ缶ですが、魚介類の中ではあさり・イワシに次ぎ、3番目に多く鉄分を含んでおり、鉄分摂取には良いです。

美味しいサバ缶編集部の部長や女性スタッフがそうなのですが、鉄分が不足すると貧血気味になってフラフラしたり、疲れやすくなるなどといった症状が出てしまうので、社会人としてバリバリ働く人はもちろん、勉強やスポーツ・部活動で忙しい学生さんにも鉄分不足にならないようサバ缶を上手く活用できると良いですね^^

国産とノルウェー産の鯖。どっちが材料のサバ缶が良いの?

日本国内で流通している鯖の約半分はノルウェー産です。

「魚は国産の方が安心して食べられる」
「ノルウェー産の方が脂が乗っていて美味しい」
など人によって好みが分かれていたりします。

ちなみに日本で獲ることができる鯖は、「ゴマサバ」と「マサバ」の2種類です。

ゴマサバはサバの中でも、最も安価でパサパサしているので、サバ節として使われています。それに対して国内の市場に流通しているのはマサバが中心です。程よく脂が乗っているのが特徴で、国産のサバ缶もマサバが使われているものが多いです。そして、ノルウェーから輸入されている鯖が、「タイセイヨウサバ」です。

タイセイヨウサバは国産鯖よりも脂の乗りが良いのが特徴で、カロリーはマサバの1.5倍程度と言われています。

脂の乗りが良いということは、EPAやDHAを摂取するのに良いですが、ダイエット目的で鯖缶を食べる場合・・・ほどほどにしないと逆効果になってしまいますね^^;

日本で流通しているサバ缶は、マサバもしくはタイセイヨウサバを使ったものがほとんどです。マサバもタイセイヨウサバも、青魚の中ではカロリーが高めであり、継続して食べることは良いものの、食べすぎは肥満に繋がってしまうので注意が必要です。

特にタイセイヨウサバは脂質が多いので、ダイエット目的で食べるなら国産の鯖缶、しっかり脂が乗った美味しいサバ缶が食べたいならノルウェー産を食べるのがオススメです^^

  • この記事を監修した人
美味しいサバ缶 編集部

美味しいサバ缶 編集部

全記事、私達が責任を持って監修しております。サバ缶を愛するスタッフが、累計130種類以上の鯖缶(水煮、味噌煮、醤油煮、その他 変わり種)を食べ比べて各種おすすめサバ缶ランキングを作成しています^^当ホームページに未掲載の鯖缶がございましたら、ぜひ教えてください♪

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